
どちらを選ぶかは好み
アオシマ製ハチロクと比べてみる
私は、6年ほどハチロクではなく、ハチゴートレノのユーザーだったことがある。愛着があった分、こと、ディテールや年代別仕様に執着しがちではあるが、フジミのハチロクは、所有当時、「峠シリーズ」を自分仕様に近づけて作って以来30年ぶりくらいの再会で慣らしでADVAN LEVINを製作。ネット上ではフジミ製のハチロクの評判は芳しくなく、ほぼアオシマ推し。だが、偏屈者の私は、あえてフジミを選ぶ。フジミのハチロクのたたずまいの方がハチロクっぽいから。
ただし、ライト周りのパーツのディテールは設計の新しいアオシマの方が秀逸なのでいいとこ取りでこれらを流用しながらADVAN TRUENOの製作を進めることにした。
フジミ製とアオシマ製の違いについて
サイズの違い

左:フジミ 右:アオシマ
フジミのトレノは2mmほど全長が短い、正確にはオーバーハングが短く鼻ぺちゃ、リトラクタブルライトのカバーが扁平でボンネットの長さが大きく違い、グリルが上向きである
アオシマの方が幅が広くシャープなことで、これが同世代のセリカXXやコロナ/カリーナなど1クラス上に見えてしまう原因のようだ。
フロントビュー


フジミのライトカバーとボンネットを延長し、グリルを低くすると見栄えが格段に良くなるはず。でも、腕のあるモデラーさんが作ればちゃんとトレノに見えるんだなぁ。ウインカーもクリアパーツで細部の再現性はアオシマの方に軍配が上がる
サイドビュー

雰囲気は悪くないがモールが太くて厚いのが難点
リヤビュー

リヤビューに大きな違いは見られない
テールランプはアオシマ製を流用するのでランプのサイズに合わせる細かい加工が必要になる
大きな問題はフジミの左テールランプのクリアパーツの長さが足りていないこと。ヒケとバリが多いのはフジミあるある。