ママチャリ2号機のハンドルステムを換えてライディングポジションを改良する

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ごく一般的な「セミアップ」ハンドルから、姿勢を下げたくて一文字の「セミラウンダー」ハンドルに替えたものの、ハンドルとシートの距離が近く感じるので、ステムの交換を検討した。

シートとハンドルが近い問題

ハンドルを替えてから前傾になったことでハンドルが近いように感じ、シートをできるだけ後方にセットしてみたがポジションがしっくりこない。オフセットできるシートポストがないかを探してみるがなかなか思ったものが見つからず、ハンドルステムの交換に至った。

ママチャリやシティサイクルとスポーツバイクとではステアリング部のステムの構造が違い、スポーツバイク系の「アヘッドステム」と「ノーマルステム」に大きく分かれる。スポーツバイク系の「アヘッド」にした方が調整の幅が広がるが、コラムとバークランプを好みや用途に合わせてそれぞれ選ばねばならない。

一般的なママチャリであれば、ステムのコラム(直立部)の口径が22.2mm、ハンドルバーのクランプ部が25.4mmを掴むようになっている。

ごく一般的なものはたぶんコラム部の長さが22㎝、クランプ部のオフセットが40mm。


22㎝のコラムは、はめ合わせの限界サイズが示してあり、上下方向は±50mm程度調整できるが、ママチャリ2号機は露出部が10.5㎝以上は沈まなかった。

購入したのはコラムが180mm、オフセットが80mm、ステム上昇角30度のもの。ハンドルの高さやオフセットはそれぞれの体形や好み、町乗りかツーリング主体かによってライディングポジションが違うので「自分好み」を探るのは沢山のパーツから選定するのが大変でもあり楽しくもあり。レビューもそれなりにチェックしておかないと安いばかりでは粗悪品もあるようなので注意が必要だ。購入したものは、大陸製で残念ながら塗装の仕上げやクオリティは値段相応、ただし、ネジ部にはすぐに取り付けられるようグリスが塗布してあった。

ハンドル径一本分前に出る位置とした。

ほぼ狙い通りハンドル一本分前に出て一本分下がった感じ

今回は、3㎜(変速レバー)、4㎜(ブレーキレバー)、6㎜(コラム)のヘキサゴンとハンドルを使った。

こういう時はスライドハンドル+エクステンションが活躍する。軸がずれたまま締めると舐めることがあるので中心を維持して両手で回転させるとキャップボルトに正しく力をかけられる。

UPANBIKE バイクステム 22.2mm 25.4mm アルミニウム合金 グースネック形状 40mm / 80mmステム(80mm*220mm*30°,黒)

ハンドルステムを交換してポジションは自分好みになったと思う。シートは足が着けるギリの高さまで高くした状態で以前より前傾になり漕ぎやすくなった。これ以上ハンドル位置を下げるにはカゴとの干渉を解決しなければならないので一旦良しとしたい。

今のところフェンダー、チェーンカバー、純正ペダルがしっかりとママチャリ感を維持しているw
中途半端なシティサイクルか。

Before

自転車置き場でぶっ転かされて傷だらけのシートも。。。

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