ママチャリ1号機のフェンダーを新品と交換する

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ところどころ錆びが浮く鉄製フェンダー、塗装するより交換する方が安いかもしれない。

雨の日も風の日も通勤に酷使される1号機。以前、長い放置期間もあり鉄製の部品は錆びが浮き塗装も劣化している。

塗装か?、交換か?

くたびれたフェンダーは鉄製、ペーパーで錆を落とし、サフェーサーか錆び止めで下塗りして。。。とすると塗料代も馬鹿にならない。外装に一般のラッカースプレーを使用すると後々の整備でパーツクリーナーやその他の油脂類に塗装が侵されてしまうので個人的には2液のウレタンスプレーを使いたい。
と、考えると2液ウレタンは開封後数時間使いきりで一本2千円はするので躊躇する。

ネットで調べると千円程度で鉄、1,200円出せばステンレス製のフェンダーが前後セットで買えるではないか。

この際なので錆びたステーもステンレス製に交換

パーツ手配

「穴なし」とは、リヤフェンダーのシートポスト部のボルト穴と、反射板の固定穴があけられて無いという事、パーツとしての汎用性を持たせているのだろう。これがために穴あけ加工が必要になりフェンダー交換の敷居を高くしているかもしれない。ママチャリ1号機は反射板がシートステー取り付けタイプの為、シートポスト部の穴を一か所あけるだけで済んだ。

ボルト、ナットの新調

その他に、M6の15㎜のボルトと、緩み止めナットを近隣のHCで調達した。元のはひどく錆びついていた。

フロントフェンダーの交換

フロントの下端部はステーに止め、上部がキャリパブレーキと共締めになっており、まったくのポン付なので何も考える必要はない。今回はさび付いたステーも交換したのでタイヤを止めるナットを脱着したが、ステーをそのまま使うなら、ものの5分で交換できてしまう。10mmのスパナやラチェットとプラスドライバーの他は不要。ステーを交換する場合は14mmのレンチが必要。

リヤフェンダーの脱着

基本、リヤフェンダーもタイヤの脱着なして交換できる。
ナット、ボルトはM6サイズでレンチやスパナは10mmを使用する。作業にはラチェットレンチ、首振りのレンチ等があると便利。

リヤフェンダーの穴あけ

まず、古いフェンダーを取り外し、新しいものを仮組して穴あけの位置をマーキングする。(ちょっとピンボケ)

穴あけ位置にポンチを打ってドリルが暴れないようにする。ポンチがなければドライバー等のとがったものであればなんでもOK、気を付けないとフェンダーがペラペラで傷が付きやすいので注意。

3ミリくらいのドリルを貫通させてから6mm~6.2mmくらいのドリルを当てて、穴をあけるというよりじわじわ削る感じでじっくり刃先を当てれば凹んだりしない。

リヤはシートステー部とクランク部の2か所がボルトナット、後端がステーにねじ止めとなる。
ナットは振動で緩んでも脱落しない緩み止めナットを使うことを強くお勧めする。走行中にナットが外れて部品が脱落したら転倒など事故につながりかねないので自転車の部品にはほとんどの部分に緩み止めナットが使用されている。

完成

2千円ほどでピカピカ!になった。
錆び錆びだったシートポストやハンドルステムをステンレス製やアルミ製に交換したので、フロントフォークを支えるヘッドパーツと呼ばれる部分と、かごブラケットの錆が気になる。。。

これを塗装するよりは交換した方が良いと思った。

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