
フジミ製、アオシマ製のレビンを比較してみる
アオシマ製ハチロクと比べてみる

フジミの公式ページより転載
フジミ製とアオシマ製の違いについて
私は、6年ほどハチロクではなく、ハチゴートレノのユーザーだったことがある。愛着があった分、こと、ディテールや年代別仕様に執着しがちではあるが、フジミのハチロクは、所有当時、「峠シリーズ」を自分仕様に近づけて作って以来30年ぶりくらいの再会である。ネット上ではフジミ製のハチロクの評判は芳しくなく、ほぼアオシマ推し、なので、モデラー復帰作として選んだ土屋モデルのレビンを作りたいと思った当初は、フジミのパーツやデカールを使い、アオシマのレビン前期をベースに、ニコイチでNO.25アドバン土屋レビンを作ろうと考えて二つ同時に購入した。

組み立て前のアオシマとフジミのレビンを比べてみる。
左:(フジミ 1/24 AE86 ADOVAN レビン)
右:(青島文化教材社 1/24 秋山渉 AE86レビン)
フロントエンド


左:フジミ、右アオシマ
アオシマ製はバンパーが別パーツ。形状的にはアオシマの方がシャープできれいに見えるが、バンパーが分厚く、ウインカー・ポジションに挟まれたスリット部が実車に比べ太く、両サイドの形状はフジミの方が実車に近い。
フジミ製はバンパーがやや突き出し、ライトがややスラント気味、ウインカー・ポジションに挟まれたスリットが実写に比べ太く、バンパー下のスリットやコアサポート用?の四角いボルト穴が省略されてしまっておりややディテールが乏しい。また、後期型と兼用?なのかウインカー・ポジションの幅が実車より広い。個人的な感想としてはフジミ製は実車より目が細くスラント、アオシマ製は逆に実車よりやや大きく感じる、パーツ数・精度は設計の新しいアオシマ製が優れているが、全体の印象としてコンパクトなレビン「らしく」見えるのはフジミ製。フジミ製は車種問わず評判は芳しくないことが多いが、『全体の雰囲気が良い』というのもありだと思うので私は支持する。
サイドビュー


左:フジミ、右アオシマ
アオシマ製の方が線がシャープでディテールは良く見えるが、プレスラインから上のボリュームがあり、車体が大きく見え、窓枠が細い。フジミ製は全体に角が甘く窓枠が太目で波打ってしまっている。また、サイドモールが太く窓のラインがミラー部にかけて下がり、斜め(前かがみ)になっている。
リヤエンド


左:フジミ、右アオシマ
前期レビンにハッチ下のガーニッシュは無いので、フジミ製は残念ながらトレノの前期又はトレノ・レビンの後期形状に見え、型が歪んだのかリヤハッチ裾の右半分が垂れている。アオシマ製は形状に忠実なようにも見えるが、ボリューム感が強く角が出すぎた感じが相まってセリカXXのように一回り大きい印象。テールランプはフジミ製はクリアパーツ透明の一体、アオシマは赤、橙、白が別パーツで精巧に作られており、再現性としてはアオシマに軍配があがる。
ボンネット


左:フジミ、右アオシマ
フジミ製のボンネットはトレノっぽい段差、ワイパー部分のカーブがきつめ、窓枠は実車に忠実に二重な分モッサリ感がある。アオシマはエンジン付き(再現)のモデルがあるためフードが別パーツ、線がシャープでカクカク、フジミに比べ車幅が2ミリ広く、実車より大柄に見えるのはそのせいかもしれない
選択は好み
総合的にみて、素組みで塗装してそのディテールを楽しむなら、線がシャープで設計の新しいアオシマ製が良いと思うが、製作時に一つ二つ手を入れるのが好きな人には「一癖」あるフジミ製の方がハチロクのレビン、トレノ、コンパクトスポーツ車のイメージが良く出ており、作り甲斐があると思う。
※これらはあくまでも個人の感想であり、世間の評とは一致しないことをあらかじめお断りする。