ママチャリ2号機も1号機同様クランクにガタが発生。シェル幅の確認ミスにより替えたBBカートリッジの品番を間違って購入していたのが原因である。
初回交換時の重大ミス
シェル幅の確認ミスから間違いが始まる
ママチャリ3号機のコッタレスハンガー芯は3Tであった。
規格表だけを鵜呑みしてシェル幅は68mmと思いこんで見合ったBBカートリッジを購入し交換。
2年ほどの使用でクランクにガタが生じてしまい、重大なパーツのチョイスミスを犯してしまった。
初回交換時、ノギスが見当たらず、スケールで測ったのだがその時は時は68mmだと盲信。
なんと、ノギスを購入して今回改めて測ると70mm
完全に初歩的ミスである。
見ての通りでBB-UN300 D-ELは左右のワンをきっちりはめてフランジ間は69mm
ママチャリのシェル幅が70mm、更にチェーンケースのステー分が1mmは必要なので、左側のアダプターがきっちりとベアリングを支えておらず、完全に品番のミスチョイスである。
2年ほど使ったものは左側のベアリングと本体に隙間ができてガタガタになっていた。左アダプターの内側を見ると左ベアリングの半分以上がアダプターにはまっていないことがわかる。
サイズを合わせる2つの方法
- 左ワンをフランジのない補修パーツと交換する
- チェーンケース対応のカートリッジを用意する
※BBの品番によっては左アダプターにフランジが無いものがあるかもしれず、BB-UN300の幅127mmのBBカートリッジ限定の話であることをご了解いただきたい。
フランジのない左アダプターを使う
補修パーツとして販売されているフランジなしのアダプターを調達。
Amazonでは見つからずモノタロウで購入した。
これにより、シェルの中に深くねじ込めるのでベアリングを保持できるはず。
ミスチョイスのままチェーンケース非対応の品番を新たに買ってしまったのでネットで調べてフランジなしの左アダプターを用意した次第。
フランジ分が中に入り込むのできっちりとベアリングを保持している。
チェーンケース対応の「Kタイプ」を用意する。
品番に「K」の付くカートリッジを用意する。
BB-UN300K D-EL
こちらはママチャリ一号機に買い直したのでそちらを参照されたい
ただし、Kタイプはアダプターのフランジ間が76mmあり、若干広い。。。
お勧め工具
BBのメンテナンスには、クロスレンチとソケットがあると作業がしやすい。大きなスパナやモンキーも使えるがクロスレンチはアダプターに力が伝えやすい。手持ちのクロスレンチは元々は車のタイヤ交換用に持っていたもの。手前のグリップ部がフリーになっているので早回しもできる上、押し込みながら回せるのでアダプタにしっかりと力が伝わる。
1/2サイズの工具は車いじりをする人にはポピュラーなサイズ。
スパナ等ではアダプターに力が伝わりづらく、ナメやすい。
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