ママチャリ3号機の6速シフターを交換する

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シフト時のもたつきを感じるというのでシフターを交換した。グリップを脱着するので同時にブレーキケーブル一式とレバーも交換した。もはやレストアの域に入っている?

表示が劣化したシフター

少し前から何段目に入っているか見えなくなっていたママチャリ3号機のシフター。
ワイヤーのくたびれと合わさって動きが渋くなっていた。変速の反応が良くないのはディレイラーの老朽化も関連している。

くたびれたディレイラー

何度かの転倒で歪んでおり、変速の動きが渋いのはディレイラーも起因していると思われる。曲がりを直したりしてみたが、変速がピシッと決まらないままである。

リフレッシュパーツの調達

  • グリップ(再使用しないため)
  • シフター
  • シフトワイヤー
  • シフトワイヤー用アウターケーブル(外品)
  • ブレーキワイヤー・アウター前後セット
  • ディレイラー
  • SHIMANO Tiagra ブレーキレバー(手持ち)
  • ブレーキワイヤー

ママチャリ2号機を内装3速にした時のシフターはワイヤーとアウターもセットだったが、レボシフトには新品ワイヤーがセットされているものの、アウターケーブルが付属しないので別途購入した。リーズナブルなShimano製が見つからなかったので他社製。

ディレイラーの交換見送り

今回、ディレイラーも同時に交換するつもりだったが、交換作業を始めたら、テンションプーリー部分からチェーンを外すには、一旦チェーンを切らないと交換できないことがわかり、元に戻す6-8速用のピンやミッシングリンクの手持ちが無かったので後日交換することにした。

シフターワイヤーとブレーキワイヤーのアウターの違い

パーツの購入時点で初めて知ったのが、シフターケーブルのアウターとブレーキケーブルのアウターが違うこと。

シフター用

ブレーキ用に比べて細く、シフトケーブル用のアウターは4Φ、中の金属芯は縦、

ブレーキ用

アウターは5Φで金属芯は螺旋状に巻かれている。

ブレーキ周りの更新

シフターを交換する際にグリップを脱着するのでついでに手持ちのブレーキレバーに交換することにした。本体購入以来、無交換のケーブル類、アウターも更新することにした。ブレーキレバーもワイヤーも錆などは見られず悪い状態ではなかったが、アウター表面の樹脂の硬化・劣化が見られたので一通り交換した。

Shimanoのブレーキ用ケーブルセット

Shimanoのブレーキワイヤーセットは、前後用の長短ワイヤーと長いアウターが1本、アウターキャップが2セット、エンドキャップが2個同梱されている。アウターは切断して前後に分ける。

グリップ

一般的なママチャリ用であれば数百円で入手できるので、外す苦労は考えず交換するつもりで新調した方が良いと思う

シフターとブレーキレバー・ワイヤー一式を交換

Tiagraの2.5フィンガーのブレーキレバーとレボシフターとの親和性がイマイチで、レバーがグリップの端まで届かず他の4フィンガーのレバーの方が扱いやすいかもしれない。

ワイヤーカッター使用の勧め

ブレーキケーブルのアウターはママチャリ3号機の場合、元の長さを参考に2,200mmのアウターをフロントに650mm、残り1,550mmをリヤ用でちょうどだった。ワイヤーは両端にMTB用と一般用のタイコが付いているので不要な方を切って使う。ワイヤー、アウターの切断はペンチやニッパーではなく、ワイヤーカッターを使うことをお勧めする。アウターはカットしたら先がつぶれてしまうので、古いワイヤーを反対側から差し込んで突き通す。ワイヤーが通ったら千枚通しなど先のとがったものでグリグリ形を整える。

電工ペンチ

ワイヤーのエンドキャップは電工ペンチがあるとかしめやすい。

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