
バラを種から育成してみる。
バラの実生
これについてはネット上にはあふれるほどの情報があり、ただ好奇心のみで実験している。
周知のとおり、種から元の種と同じ花が咲くことが無いらしく、庭で目についたローズヒップから取り出した種を蒔いてみるという、自家受粉か?側の別の品種との交配なのかも不明な博打的展開である。一応種を取った出自別に観察を行うことにした。
1.庭のつるバラ、「羽衣」から取り出した種

庭のつるバラ「羽衣」にできたローズヒップ一個から種を取り出して保管
左が無名のバラ、右が「羽衣」のもの
種を取り出したのは2023年11月ごろ
このまま冷蔵庫の野菜室にて種まきを待つ

2.勤務先の屋上に咲く「名前不明」から取り出した種



取り出した種は表面をよく洗い、沈んだものを保管
発芽から鉢上げまでの経過
2024年1月6日 種蒔

前日よりメネデール溶液に浸けておいた
種まき用の専用土を使ってみる。
4号鉢に土を詰め、一鉢に5-6粒を軽く埋め込んで乾いたら水遣りを続ける。種は真冬の気にあてたり、冷蔵庫でしっかりと冬を感じさせることで発芽を促す必要があるようだ。
発芽には時間を要すのでたぶん忘れたころに出てくる。

2024年3月18日 発芽を確認
とにかく雑草と間違えやすいくらい小さな芽が出るのでうっかり摘まないように。
きっちり3カ月以上発芽までに時間がかかっている。発芽のトリガーはたぶん気温かと。


22024年4月21日 鉢上げ
発芽率は5%くらいだろうか?「羽衣」から2本、「名無し」から4本を選んで鉢上げした。

