市のシルバーセンタのリサイクルで購入したシングルギヤ車。パーツは中国製だろうが、一応国産メーカー製である。実際、大手量販店の中国製と思しき安売りチャリンコより程度が良い。うちに来てから10年以上経っているのでおよそで15年としている。
バラしてシャフトを回すときちんと調整されいるのかグリスがかろうじて残っている状態でも回転抵抗が少なかった。実はこのハブ、小ギア(スプロケット)が交換できるタイプ。現在日本国内で新品は流通していないようでマニアックな業者さんやサイクリストで探している人がいるとかいないとか。まあ、今となってはくたびれたギヤを交換するくらいまで乗っていたら買い替えてしまう時代なんだろう。
これが15年ものだと思うと、5年、10年のチャリンコの方がくたびれ感を感じるのは組み上げるときのクオリティの違いか。。。
量販店では販売時に点検整備するといっても完成車の各部の締め直しとブレーキのクリアランス調整ぐらいだから仕方ないかもしれない。
このチャリは中古販売時にシルバーセンターの退役?プロがオーバーホールしていたから状態が良いのかもしれない。
とりあえず写真も少ないが、軽いオーバーホールとなった。
とはいえ、グリスアップしたことでスイーっと走るのだ。
今回の教訓
1.前後ハブとクランクはたまにオーバーホールすべし
2.ベアリング部に注油、シリコンスプレーは禁物
3.フリー部へグリスを使わない
※前後ハブ、クランク部の構造を見るに埃防止のゴム製のパッキンなども組み付けられているので注油してもターゲットに届かない可能性があるし、ベアリング部のグリスを流してしまう可能性がある。年に一度か、回転部分に汚れが目立つようになったらオーバーホールした方が良さげ。それが面倒なら乗りっぱにしてボロくなったら買い替えるか、メンテをしながら乗り続けるような自転車を買った方がいいような気がする。