10年以上使っている中古シティサイクル(バーハンドルなのでママチャリとは言わないらしい)は昔ながらのブロックダイナモ+電球。当然LEDに比べて暗いのと、重くなるしヒューヒューうるさい。ネットをウロウロしていると結構簡単にハブダイナモ+LEDランプに交換できるらしい。
というのも、アルバイトに行くのに片道8キロ自転車で通っているのでハブダイナモとLEDランプのをセットでプレゼントした。
ハブダイナモにはライトをつなぐ端子部分にいろいろな種類があって別々に買うにはその種類に合わせて揃えないと面倒なことになるが、完組のホイールにライトがセットになったものが安く手に入るのだ。
スタンドは脚立にくくりつけたパイプ
車輪を外したらタイヤを入れ替えてフォークに組み込み、ライトをつけ替えて結線するだけ。
特に語るような技術的な問題もなく、ペラだが説明書もわかりやすく書いてあるので時間さえあれば作業は簡単だと思う。
ノーメンテナンスのハブの現状
どうせ捨てるならとハブをばらしてみれば、酷い現状だった。
グリスに満たされたハブの溝にベアリングの玉が左右から蓋(カップ?)で挟んだ状態でダブルナットで固定してあるが、このハブは何かの異変で片方のベアリング部が緩んでいたのでグリスが早々に流れ出していたとみられる。
自転車の回転部分に注油や潤滑スプレーは厳禁らしい
今まで、長く生きてきてこれをやっちゃいけないとは知らなかった。
注油や雨ざらしでもグリス切れは起こるが、潤滑スプレーはグリスを洗い流してしまうらしく最悪の事態を招くらしい。前輪のゴリゴリ感やがたつきがあるチャリンコはまずフロントハブのグリス切れが疑われる。
自転車のハブはオーバーホールできなければせめてグリススプレーを使うべし
ということのようだ。