ママチャリ2号機のクランク取付調整・再加工(ホローテックBB)

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ホローテック化のためシェル幅70mmのBBを68mm規格に合わせて削ったものの、削り方が甘かったので再調整した。

にわか鉄工職人の作業不良

前回の作業で概ね取り付けは成功していたのだが、安物にわか鉄工職人が平らに切削できるわけがなく(笑)、左ワン側の切削断面が斜めでアダプターとの隙間が1mmほど空いていたので改めて平面に削り直すことにした。

切削調整前:切削面が平らになっていないので、自転車後方側のアダプターとワンの隙間が大きく、その影響でクランクのストッパーがギリギリの位置で止まっている。

再切削

少し削っては確認の繰り返し、BBアダプターの代わりに元の左ワンとロックリングを使って平面の確認をしながらざっと2時間を要した。こういう時は時間を気にせず、根気が実を結ぶ「はず」

 シェルに切ってあるネジ山を一緒に削っているため、ねじ穴の当たりが付くようタップ代わりに元のワンを使ってあたりが付くよう調整した。新しいBBを嵌め損なったらねじ山を崩しかねないので用心した。

アダプターとBBの隙間がほぼ均等になったのでありあわせの塗料でさび止め。

アダプターがほぼ平らに収まった。

ともあれ、BBを平らに再調整することでクランクは更に1mmほど入り込んでほぼ仕様書通りの組付けとなった。

ご注意

ママチャリのBBホローテック化については自転車本体も補修用パーツもメーカーが互換性を保証しているわけではなく、このサイトを参考にされてもお持ちの自転車が同じように交換できるとは限りません。自転車整備には民間の整備資格もありまずが当方は無資格です。個人の趣味として楽しんでいるもので、時に互換性がなく購入したパーツが使えないようなこともあります。万一の場合、改造として販売店やメーカーの保証が受けられなかったり、補修パーツも本来は整備業者向けのものがネット上に流通しており自由に購入できますが、参考にして作業されてうまくいかなかったとしても当方は責任を持てませんので自己責任で作業願います。

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