BBをカートリッジ化するには。。。
ラスボス、右ワン外しという難関を越えなければならない。
BBをオーバーホールしたころから、動きがスムーズでメンテもいらないというカートリッジにしたほうが良いのではないかと思うようになり、いろいろ調べた。玉当たり調整はベストな状態に調整するのが結構難しく、締めすぎると動きが渋いし、緩めだとすぐにガタついたりと落としどころが難しい。拙宅のママチャリ1号から3号のうち、1号機と3号機はシェル幅が68mmでカートリッジとの互換性は問題ないと踏んでいた。(2号機は互換性に乏しいシェル幅が70㎜)
しかし、2020年からの新型コロナウイルスのパンデミックを機に、ロックダウンやリモートワーク、交通機関を使わず通勤する動きもあって世界的に自転車ブームになったようでSHIMANOのパーツが入手しにくくなっていた。
入荷未定ながら、カートリッジがオーダーできたのが2021年3月初旬、8月になってやっと届いた。1号機も3号機もハンガー芯のサイズは3T、軸長は126.5mmなので、合いそうなのは、SHIMANO BB-UN300 スタンダード シェル幅68mm 軸長127mm、チェーンカバー対応のE-DLという品番になる。
コッタレスハンガー一式を一新するより、SHIMANOのカートリッジの方が安いが、交換には専用工具が必要になる。左ワンまでは手持ちで外せるが、特殊形状の右ワンは本来、結構高額な専用工具が必要らしい。ネット情報では専用工具を買わなくても16M規格、24mmの高ナットを使えば外せるという情報があったのでHCに走って数十円で高ナットを買ってきたのだが。。。
24mmのナットは右ワンの内側に嵌らなかった。1号機をばらしたまま、HCに走って1サイズ下の14M規格22㎜のナットとボルトを100円ほどで調達してきたが。。。
ナットが22㎜だと隙間が多すぎて、裏からボルトを差し込んでナットをはめ、ワッシャを隙間に差し込んでモンキーレンチで回してみたが御覧の通り、なめてしまいびくともしない。ネットで23㎜相当のナットを探してみたが、インチサイズもミリサイズも「23㎜」に相当するナットボルトは無いようだ。
BBカートリッジ用の工具と32㎜のソケットは調達していたのだが、右ワンが外れなければ先に進めない。いずれ残り2台分の右ワンを外すことになるのでケチらずに専用工具を買うことにした。ということで工具が届くまで作業できないのでバラした1号機は苦手な玉当たり調整をし直して元に戻した。