バラの挿し木にチャレンジ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

既に3シーズンぐらい失敗を続けているバラの挿し木、今年はネット情報に基づいてチャレンジしてみたが、結果やいかに。

バラの挿し木は簡単

いや、そんなことはなくて、ここ数年バラをかまうようになってから毎年のように試してみるものの根が出たためしがなく自分には無理かもしれないと諦めの境地に入っている。

2021年5月下旬、ゴールデンウイーク前後で咲いた一番花の軽剪定を機に懲りずに今年も挿し木にチャレンジする(笑)
例年、手元にある適当な培養土を使っていたのが失敗の最大の原因かと深く反省し、ネットで使用を勧める「赤玉土」の小粒を買ってきた。安いものなのに、今まで買いに行く手間をケチっていたのだ。挿し木の用土は肥料成分の無い保湿性の高い土を使うのが最大のポイントのようで、昨年はきちんと「ルートン」という発根を促進する薬も使ってみたが土が普通の野菜の土だったのが最大の失敗要因だったと思われる。
挿し木には、鹿沼土や赤玉土が使われるようだが、保湿性は断然赤玉土に軍配が上がる

バラの挿し木については詳しく説明されたページがあるので簡単な紹介になるが、初心者が扱いやすい、5~7月ころの仕込みでチャレンジする。

ただし、赤玉土を買う前に剪定したため、今年の初回分については、「メネデール」、「ルートン」を使ったものの、土は普通の野菜や花の土を使っている。下は挿してから10日目くらいの様子だが、右下の「MONACO」は既に枯れている。

今年第2弾は赤玉土を用意した
挿し木の用土は水持ちがよく、肥料や養分の無い無菌の環境が良いらしい。

まずは挿し穂の水揚げ
10倍に薄めた「メネデール」に挿し穂となる枝を半日ほどつけて水揚げする。活力剤はおまじないらしい。

挿し穂は二節で上の節の葉を1,2枚残すか葉を半分か1/3くらいに切り、蒸散を少なくする。先をカッターなどの鋭利な刃物で斜めに切りルートンをまぶす。土に差し込むとまぶしたルートンがとれてしまうので適当な棒などで穴を空けて挿し、穂が動かないようにしっかりと土を固めておくのが重要らしい。赤玉土は挿すまでに水に漬けてしっかりと湿らせておく。

挿し補は鉛筆くらいの太さが良いらしいが、細ければ発根しやすいが育ちにくく、太ければ発根が難しいが根が付けば旺盛に育つらしい。発根は、挿し穂を切った時期やその枝の状態、土、気温、湿度、潅水など様々な要素に左右されるので、地道に続けるしかないともいえる。

2021.6月半ばごろの様子。すでに挿し穂の半分は失敗。普通の土に挿したものが2本枯れずに残っているので運が良ければつくかも知れない。

ガレージの隅に鹿沼土の小粒もあったので同じ枝から切り出して赤玉土と鹿沼土を使って実験してみる。

以降、土の湿り気を見ながらの様子見が続いているが、7月半ばから8月にかけてポットの下から根が見えれば鉢に定植となるのだがいかに。。。

上の6/13仕込みの赤玉土と鹿沼土で実験した「Princess du Monaco 」であるが、7/2現在、葉も枯れ落ち、残念ながら無理っぽい。あくまでも推測だが、昨年購入した「新苗」だからかもしれない。

5月の仕込み分は7/2現在も半分がなんとか持っているので期待できる。今のところ昨年購入した新苗3品種からの挿し穂は同じ手順を踏んだが全部枯れてしまった。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。