MECANOの2nd ALBUM
1983年リリース
Discogsによるとバージョンは25あり、入手したのは1998年スペイン発売の物で12曲収録。2005年リリースの物には13曲目にBonus Trackとして”Viaje espacial”が収録されているようだ。
¿Dónde Está El País De Las Hadas?
Hada:妖精
タイトルは直訳で「妖精の国は何処にあるの?」
プロの翻訳家ならどんな訳を付けるんだろう?
1 | ¿Dónde Está El País De Las Hadas? | 3:01 |
2 | Este Chico Es Una Joya | 2:36 |
3 | La Bola De Cristal | 3:27 |
4 | El Amante De Fuego | 4:33 |
5 | Madrid | 3:25 |
6 | Barco A Venus | 3:23 |
7 | La Fiesta Nacional | 3:33 |
8 | Un Poco Loco | 3:26 |
9 | No Aguanto Más | 3:13 |
10 | Focas | 3:29 |
11 | El Balón | 3:33 |
12 | El Ladrón De Discos | 2:59 |
Amazonの中古品で海外から2~3週間かかってAIRMAILで送られてきた。
音楽メディアを購入するのはとうに「時代遅れ」だと子供たちは言うんだが、送料込み千円を目安にすればMP3で購入するより安くつくので気になるものはたまにググってみながら気長に探している。
さて、
6曲目の”Barco A Venus”はMECANOの代表曲といわれているが、それを知ったのはつい最近のこと。学生の頃スペインのサラマンカに住んだのは1987-1988、流行っていたのは1986年にリリースされたミリオンセラーアルバムの「Entre el cielo y el suelo」であり、それ以前のリリースは日本に帰ってから聴くようになったのが実態でMECANOはテクノだなんだと言いながら、1st、2ndを聴かずして語るのは間違っていた。MECANOは売れるようになってからはマネージメントの関係かテクノから少しずつメジャー狙いにシフトしたのではないかと思われ、後半、ANAのウィスパーボイスに似合わないラテン風味の楽曲まで突っ込まれていくことで方向性を失って活動凍結に至ったのかもしれない。
日本のPerfumeのように一貫してテクノポップを通さなかったのはある意味残念だが、この2ndくらいまでは筋の通ったテクノポップで、ボーカルのANAが活きていると個人的には思うしグループ自体が好きな音楽作りができていた貴重な2枚かもしれない。