PC

起動ドライブをSSDに替えデュアルドライブにしてノートパソコンを快適に使う

SSDソリッドステートドライブを起動ドライブにした威力は凄い!

2014年購入のASUSのノートパソコン、i5 3230M 2.6Ghz メモリ8G HDD 750GBと、今売られている、5万円くらいの激安系パソコンよりははるかに使えるスペックだ。120Gながら起動ドライブをSSDに換装したらOSの起動やアプリの立ち上がりが爆速になった。

4年でもちょっと手を加えればまだまだ現役

WEBの情報によりOSとアプリのインストールなら120Gもあれば十分なのは確認済み。しかしSSD1ドライブのままではユーザーファイルが増えると窮屈になるので、このASUSを快適にするにはデュアルドライブ化することだ。ググればいろいろな情報が出てくる。もちろん外付けのドライブやNASというネットワークドライブの選択もある。

要は、SSDに替えて余ったHDDを光学ドライブを取っ払って入れ替えればいいのだ。最近のアプリなどはクラウドやDLの時代、光学ドライブの使用頻度は少ない。幸い、古いが外付けのDVDドライブを持っている。ASUSのパソコンのHDDは当初750Gだったが、以前、HDDクラッシュを疑う不具合があり1TBに交換してあったので大量の音楽が入ったi-tuneもへっちゃら、120G SSD+1TB HDDは今でも十分通用するスペックになる。

Amazonで光学ドライブの跡地にHDDを仕込むアダプターを買った。

¥800から¥5,000超えまで様々ある

某国クオリティのため、レビューにはHDDを止めるねじが3本しかはまらないとかいろいろ書いてあったが、国内出荷で一番安いのを買った。用を成しているのでレビュー指摘の不備は値段がカバーしてる。

たいていのノートパソコンは、裏のねじを一本緩めれば、スルっと光学ドライブが外せるのに、このASUSは殻割しないと交換できない。敷居が高いぞ。YouTubeなども参考にしながら裏のねじを全部外してから、バキバキとパネルを外した。それも、裏蓋ではなくキーボードのついたトップパネルを開ける。

光学ドライブ、普通は蓋を開けずに外せる、L字の金具とネジ1本で本体に固定されているのは同じ

殻割りの際、高い工具を求めなくとも、蓋を抉じるのは捨てるようなクレジットカードなどがあればいいとあったので試したらGood!だった。特にきっかけの一撃にはラミネートされたカードが隙間に挿入しやすく、適度にコシがあって良かった。右上の液晶の付け根辺りから攻める。カード2枚を使い最初の一枚できっかけを作ったら挟んだままにしてもう一枚で開いていく感じ。

普通、光学ドライブ脱着は殻割り不要。。。

最初、HDDを認識しなかったが、アダプタにDIPスイッチがあったので位置を替えたらビンゴ!。マスター/スレーブの切り替えだろうか?この辺はTrial and Error、うまくいかなかったら自己責任でProject終了(笑)

HDD装着

アダプターの横にある小さなDIPスイッチ、表示は何も無い、ノートPCにもmaster/slaveがある?

HDDを装着しパソコンを起動してディスクを認識したら次の作業はフォーマット。元のHDDは起動ディスクだったのでシステムが作る修復パーテーション等がありWindowsのディスク管理ツールでは消せない。DOS窓を管理者権限で開きdiskpartコマンドを使う。詳しくはdiskpartで検索すれば丁寧に教えてくれるサイトがゴマンとあるので割愛。

無事、SSD120G+HDD1TBのデュアルドライブのスーパーマシンにReborn!!

う~ん、

新しいパソコン買わなくても良かったやん(爆)

Windows 10へのアップグレードは今も出来る

今もWindows 10へアップグレード可能

Windows 8.1等からのWindows 10へのアップグレードはオフィシャルには2016年で終了したが、一定の条件が揃っていれば今も可能である。ググればいろいろな人がWEBで紹介しているので詳細は割愛するとして、アップグレード未実施の状態でもライセンスキーがマイクロソフト側で確認されていれば現在でもインストールできるという事だろう。でないと期限までにアップグレードした端末を初期化する場合など手立てが無いことになる。

TIPSを参考にインストールメディア作成用USBメモリを用意

せっかくアップグレードするのだ、いろいろなアプリ移行や設定が面倒だが、この際はクリーンインストールが気持ちいい。TIPSに従ってWindows 8.1の画面でUSBにWindows 10のインストールメディアイメージをダウンロードする。(MicrosoftのHPからもDL可)

データは8G位、16GのUSBが適当かと

このインストールメディアは32bit版やWindows 10-Proも収録されており、他のマシンのインストールにも使える。

起動ディスクをSSDにすると笑えるくらい快適になる

さて

2014年に購入したASUSのパソコン

i5 3230M 2.6Ghz 8G HDD 750GBと2019年現在5年目を迎えてもまあまあのスペック。WEBでは、SSDを起動ドライブにすると快適になるというので物色、WEBで120GのSSDを買った。3千円くらいなら失敗しても笑える。安いノーブランド系のSSDは読み書きによる劣化が早いらしい、ある程度はネットのレビューを参考にした。転送速度や品質と価格は比例しているので自分で折り合いをつけないとキリが無い。

HDDの交換は意外に簡単

通常ノートパソコンはHDDへのアクセスはドライバー一本あればパソコンをあまりいじった事のない人でも簡単に脱着出来る。セオリー通り電源抜いてバッテリー外して電源ボタンを押して完全に干上がったら交換開始。

SSDを装着、フォーマット等をしていない場合はBIOSを触らなくてもインストール用USBをさして電源を入れたら自動的にインストールが開始される。Windows 10のクリーンインストール要領は多くのサイトで詳しく紹介されているので参考にした。特に問題無ければ再起動の前にUSBを抜き所要30分ほどでWindows10が起動、SSDの威力といえば電源ボタンを押して数十秒で起動してくるしシャットダウンはボタン長押しで強制終了するより早い。

Windows 98の頃だとOSのインストールだけで待っている間に居眠りしたものだがあっけなく終わる

Windows 8.1との訣別

ASUS X552V

2014年に購入したASUSのパソコン

i5 3230M 2.6Ghz 8G HDD 750GBと2019年現在5年目を迎えてもまあまあのスペック。Windows8から8.1にはアップしたが、古いアプリが不動になるのをおそれてWindows10への無償アップグレードを躊躇。Jul. 2016のキャンペーン期間終了までWindows updateを止めていた。OS等の更新はバグ潰しが落ち着くまで 直ぐに飛びつかない方が良いというのが一般的なのだが、固辞しすぎてのちの不具合の引き金になってしまったのは否めない。時に古いものに捕らわれ過ぎず、長いものには適度に巻かれた方が良いみたいだ。

Oct. 2017

アップグレードキャンペーン終了から一年ほど経った頃からOSの起動が極端に遅くなり、使用中はディスクアクセスが続くため動作が遅く使い物にならない。この時点ではHDDの劣化を疑っていたので地元の「パソコン工房」に駆け込み、見合ったバルク品のToshiba製HDDとクローンコピーができる「玄人志向」製のHDDケースを購入した。

HDD容量は新=旧又は新>旧ならクローン可

とりあえず、旧750Gbから新1Tbへのクローンに5時間くらい要したがHDDのスワップは成功し症状は一時的に改善した。

・・・ように見えた。

Sep. 2018

HDD換装から1年ほどで再び劇遅くなった。合計1Gを超える大型のWindows updateが進まず、バックグラウンドでプロセスがループしていたのだ。Windows updateを長らく止めていたため、アップデートが前後してOSに不整合が出たのだろうと鑑みている。TIPSを回り、DOS窓を叩いてレジストリをいじったりと色々手を打ってみたがどうにもならない、置いてあったクローン前の古いHDDに戻してOSの修復インストールを試みたが改善せず。それではとWindows8の初期化インストール、8.1へアップグレードしたらWindows updateも順調に進んだ。とはいえ、サポート終了が近いWindows8.1上で環境を戻すより、しがらみ に捕らわれずWindows10にする方が賢明だろう。パソコンが一台しかない中で初期化してしまうと何かと不便なので、年末に新しいパソコンを購入、正月休みを利用して環境移行してから古い方をリフレッシュするに至る。

一部、使えなくなるアプリもあったが断捨離。OSのセキュリティアップのためかレンタルサーバーとのFTP関連で引き継げなかった件は別の方法に変えて回避する事とした。