フジミAE86トレノ製作【2-4】塗装・仕上げ

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フジミの前期トレノを以前の愛車仕様、後期SRにし、ドア開閉にチャレンジする。

今回、フジミのトレノを使って以前所有していた愛車仕様にすることと、初の、ドアの開閉にチャレンジする。先にドアを切り取るとボディの剛性がなくなると思い、まずは気になる部分の修正や前期から後期形状への改造を行いサフを入れる段階まで進んだらドアの切り離し、開閉機構や内装の作りこみにかかる。

1985 TOYOTA SPRINTER TRUENO SR

My Previous Car

1985-1992の間所有した。
購入時、LEVIN GT 5MTとこのツートンのTRUENO SR 4ATで悩んだが、4AGエンジンを取らず、ルックスでTRUENO SRを選択。 車体は軽いが、当時のカローラセダンをはじめトヨタの小型1.5Lに広く使われた3Aエンジンはごく中庸で、シャーシは先代70系のキャリーオーバーでガワ違いとあって4AGが載ってなければ速いというわけでもなくただのコンパクトカーに過ぎない印象は拭えなかった。

足回りはカヤバ New SR、14インチ FIN RACING+P6
会社の先輩に押し付けられた両席レカロ LS、ステアリングはMOMO MISTERY
写真にはないが、当時流行りだったPIAAのドライビングをバンパーに付け、夜はライトを出さずにドライビングで走った懐かしい思い出。なお、バンパーのコーナリングランプユニットは、ぶつけたときに頼んで替えてもらったが、配線はつながっていなかった。1.5Lはオレンジのダミーレンズである。

BASE KIT

1/24 ISD001 トレノ前期型1600GT APEX AE86 藤原拓海

アオシマのキットであればトレノもレビンも前期・後期ともに併売され、ディテールもよく再現されており、ほぼ素組みで何の問題もないのに、あえてフジミ製を選択して改造するというのは悪い癖かもしれない。。。

2025年6月現在、フジミのトレノ後期型は在庫なしで、前期からの改造となる。
愛車仕様の種車は2025年発売『四輪独立アライメント調整機構』を搭載した新シャーシ仕様で登場したものを購入

もともと頭文字Dにはあまり興味がなく、とりあえずは新シャーシ仕様であれば何でもよかったのが正直なところ。

勝手な想像として、30年前、自分仕様で一度作ったことのあるインチアップ峠シリーズのトレノは後期型だった、後に「頭文字D」の流行りに合わせて藤原拓海仕様に寄せるため、金型が前期型に改修されて後期は絶版になったものと思っている。今回、フロントバンパーを後期型に改造する際、よく見たら微かにに後期のコーナリングランプの痕跡が見られたことでそう思った次第。峠シリーズのトレノ後期型は時折オークション等で中古品や古い在庫品が流通している。フジミのNISSAN MARCH K11型は、前期型でモデル化されたが、実車のマイナーチェンジに合わせ後期型に金型が改修されたため絶版になった。前期仕様が2024年末、新金型による再生産が行われたのでトレノも期待したいところ。

DONOR KIT

ディテールの良い、アオシマのキットから前後ライト回りを流用する

AOSHIMA ザ・チューンドカー No.29 1/24 TRD AE86トレノ N2仕様 ’85(トヨタ)

流用するライトパーツはアオシマのトレノ後期からオークションでばら売りされているものを入手。

ライトカバーはアオシマのキットは前期・後期が2種セットされているので後期を作れば前期。前期を作れば後期用のカバーが余剰となる。透明パーツは後期用。今回はオークションにてこのカバーが含まれるガラス等の透明ランナーを購入した。

PAINT FINISHING

 QC NO.21 塗料テスト

ハイソニックトーニング(黒/ガンメタ)
何種か試す、左から
①クレオス黒サフ+クレオスC159スーパーシルバ+GX101クリアブラック
②クレオスグレーサフ+GX201メタルブラック+GX101クリアブラック
③クレオスグレーサフ+タミヤLP-19ガンメタル+LP-40メタリックブラック
④クレオス黒サフ+GX201メタルブラック+GX101クリアブラック

いずれもGX100スーパークリアⅢで仕上げる。

※サフェーサーはグレー、黒ともに缶
ガイアノーツの塗料を試さなかったのはちょっと残念

候補は次の2点に絞る

③クレオスグレーサフ+タミヤLP-19ガンメタル+LP-40メタリックブラック(左)
④クレオス黒サフ+GX201メタルブラック+GX101クリアブラック(右)

タミヤのメタリックブラックがややくすんでいるので④に決めた。

30年前、フジミ、峠仕様の後期を作り、塗り分けた際は③の組み合わせの缶スプレーを使用して、仕上がりは悪くないと思っていたが(当時クリアコートはしなかった)今回のクレオスの組み合わせの方が実車に近いように思った。

 QC NO.22 下塗り

クレオスの黒サフェーサーを吹く
この黒サフを活かして窓枠を残そうと思いマスキングしてみた。

 QC NO.23 グレーM塗装

今回はメタルブラックをベースに黒のクリアーで塗り分けるので、メタルブラックは車体全体に塗る。

クレオスGX201 メタルブラックを全体に吹き付ける。途中、右Aピラー部のマスキングが浮いてしまった。

何故?テストサンプルより濃く感じるが塗料の乾燥を待つ

 QC NO.24 ブラッククリア塗装

資料写真等を参考にマスキング。
縮尺やデフォルメにより、塗分けは実車通りとはいかないが、「らしく」塗分けるのを心がける。フェンダーの曲線部のマスキングはニチバンのクリアーラインテープを使用。

ちなみにフェンダーの曲線部分の塗分けはプレスのくぼみではではなく、若干フェンダー外側にずらしたところ。ボディサイドはプレスラインの頂上部より下にずらして取るのが正しい塗分けラインとなる。アオシマのテールランプASSYを使ったため、後端の際で丸く跳ね上がるラインは取れなかった。

塗料はクレオスGX101クリアブラック
ドアを別にして吹いたのはいいが、塗膜の暑さの違いから車体とドアで黒のトーンが違って塗り足したり、リヤのピラーやボンネット先端の塗料が薄く、塗り直しが発生した。
トーンの暗い組み合わせのため、家屋内での塗装では見えにくいのが難点。

 QC NO.24 リアガーニッシュ塗装

リヤガーニッシュはグレーサフを捨て吹きした際にマスキングしてクレオスC159スーパーシルバーを吹き、ガーニッシュ部分をマスキング。

黒/銀ツートンの塗装を終えた段階でスーパーシルバーを隠したマスキングを取り、反転してボディをマスキング。
クレオスC47クリアレッドを吹く。

2mm幅のニチバン クリアラインテープを1mm角に切り出して、左右に一か所ずつ、反射板の部分を貼り、上下を1mm検討でマスキングしてクレオスGX102ディープクリアレッドを塗り重ねた。

細かいところはニチバンのテープの方が粘着が良く吹き漏れし難い。

クリアレッドとディープクリアレッドの濃淡は、四角い反射板以外、実車っぽく見えるようにしたまでで、実際は1/24では再現が難しいような複雑な模様で構成されている。

 QC NO.25 デカール

グレード「SR」のために、何用かわからないがよく似たロゴのデカールを見つけたので買った。

SFメカモデル用のマーキングデカールということらしいが何用かさっぱりわからない。

トヨタ車のグレードについてググったら、「SR」とはSporty Runaboutの意らしい。(ただし諸説ある)

右肩のロゴはドナーキットから。
1.5Lであることを隠すため?SRやSEのエンブレムを剥がして乗っているユーザをしばしば見受けたが、剥がしたところでアクセルを踏めばまるわかりなので私は剥がさず乗り続けた。


両サイドモールの「TRUENO」とリヤハッチのデカールを貼ったらクリアのトップコートの塗装に入る。

to be continued…..

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